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夢枕獏の文体のガイドライン

1 :水先案名無い人:2005/06/08(水) 23:51:04 ID:HdWJfha90
すぐにスレを立てた。
拳。
拳。
肘。
足。
肘。
踵。
指。
拳。
みごとな攻撃であった。

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夢枕獏×板垣恵介【餓狼伝】23 板垣シェーダ
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62 :水先案名無い人:2005/06/12(日) 23:47:41 ID:tAe1g9wU0
>>61
電波魔女かw

63 :水先案名無い人:2005/06/12(日) 23:55:46 ID:xaHv4BiX0
   __
    i<´   }\   , - 、
   ヽ.._\./  .ンく r-兮、 __
    ∠`ヽ.! /   ヾニEヲぐ ,ゝ->     何ともなかった。
   /_`シ'K-───‐-、l∠ イ       
   l´__,/l\、_ ̄0¨0)゙@Yヘ, -┤      「それが、ゴッグだからだ」
.    l'___|⌒ヾ''ー==、ーr='イ i二|
   / .」   i   /./7r‐く  lー!        「ゴッグだから何ともないのだ」
.   f.  ヽ‐i人.∠'<   _i. l,.-ゝ.
    トiヘヘ「ト〈      `X  トレi7__|
   〉ト:トハj`! i.    /  トー┤lルj,リ
  /‐+----+‐l    iー--i---ヾ'〃
.  l_i____i__|   |___i,__i_|



64 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 15:18:38 ID:NIuuerCe0
結んで。
開いて。
開いて。
結んで。
また、開く。
なんという単調な作業の繰り返しか、そう思った矢先だった。
パンッ。
パンッ。
心地良い破裂音。
耳慣れた破裂音。
ククッ。
やれば---やれば、できるじゃないか。
最初から、もう一度、最初から見せてみろ。
お前らの存在意義が、そこにあるはずだ。
やりとげられないまま、悔しい悔しいと、
小便をちびっていたあのころに、戻りたくはないはずだ。
もう一度。
もう一度だ。

65 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 15:19:23 ID:NIuuerCe0
拳。
結んで。
刀。
開いて。
打、打。
打ちぬいて。
拳。
結ぶ。

だめだ。
だめだ。
力が、足りない。
俺が憎いだろう?
俺が憎いのだろう?
父から。母から。お前を引き離す、俺が憎いのだろう?
お前になら、できる。
お前だから、できる。
やれ。
やれ。
やってくれ。
見せてくれ。
人間に、ここまでできるのだと、
誰でもない、俺に、見せてくれ。
俺だけに、見せてくれ。

踏。
そうだ。お前に足りないのは、力だ。
足を開け。
腰を落とせ。
そのまま---、
打、打。
打て。

66 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 15:20:45 ID:NIuuerCe0
あ。
あ。
お前が、手をあげるのが、見える。
そうだ。
もう何も言わなくても、分かってるじゃないか。
もっとだ。手を上にあげるんだ。
そうだ。それでいい。
自分を誇れ。
勝利を宣言しろ。
俺はやりとげたと、みなに宣言しろ。
それでいい。それでいい。
俺は、満足だ。
このまま。
このまま逝かせてくれ---。


男はやりとげた。
いや、やりとげたのは、園児たちであった。
結び、開き、手を打ち、かかげる。
つまらぬ歌と、さげすんだこともあった。
忘れようとしたこともあった。
忘れられなかった。
歌いたい、踊りたい。
隠しきれるものではなかった。
園児たちは、男を見る。
この男がいたからだ。
俺たちが、間違えても間違えても---
この男がいてくれたから、俺たちは、ここまでこれたのだ。
このような男が、まだいたのか。いてくれたのか。
園児の目に、たまらぬものが込み上げた。
我慢しなかった。
する必要がなかった。

67 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 16:12:27 ID:NIuuerCe0
体は、小学生であった。
心は、高校生であった。
それは、絶えがたい屈辱となって、男に覆い被さってきた。
今更---なにを今更、算数、音楽、給食、保健、鬼ごっこ、縄跳び、跳び箱、なのか。
とうの昔に、置いてきたはずのものばかりであった。
忘れていたものばかりであった。
忘れていたいものばかりであった。

小さくなっても頭脳は同じ---
それは、諸刃の剣であることを、男は十二分に知っていた。
やりなおせる、などというものではない。
忘れていたいものを、もう一度繰り返さねばならぬ、ということだ。
音痴。
音痴。
音痴。
男の周りで幾度と無く聞いた言葉が、また聞こえてくる、ということだ。
それがどういうことか知っているだけに、
男はどうしようもない、虚無感に襲われた。

68 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 16:13:57 ID:NIuuerCe0
いいや。
いいや、待てよ。
と、男は思い直す。
顎に手を当てて、しばらく固まったあと、ようやく、男はかぶりをふる。
迷うことはない。
迷うことは、ないではないか。
どうやれば、それを乗り越えられるかをも、俺は、知っているではないか。
亀のように丸くなりながら、少しづつ進めば良いということを俺は知っているではないか。
そうだ、そうだ。
前に進むということ。
それは、負けではない。負けとは言わぬ。
ならば、やはり、迷うことなど、ないではないか。
男の頭脳が音を立てる。
それもまた、酷く音をはずしていたが、男には気付けない。
俺に、迷いはない。
俺の頭脳は、体が小さくなったからと言って、ガタがくる---
そういう類のものではない。
男には、自信があった。

小さくなっても頭脳は同じ。
迷宮なしの名探偵。
真実はいつもひとつ。

そういうことになった。

69 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 17:33:35 ID:OGi/hlci0
>>16-18
(・∀・)イイネ!!

70 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 18:27:45 ID:FFpYc42M0
このスレは、絶対に面白い。

71 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 19:11:51 ID:e5jkTVL9O
↑獏先生が後書きにそういうことを書くと完結しないんだよ

72 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 19:23:29 ID:qGc2BZnH0
コナンかw

73 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 19:24:27 ID:LADfsBov0
次レスからいよいよ物語が動き出すのだ。

74 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 19:30:46 ID:cX3wEANF0
風が吹いていた。

75 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 19:45:37 ID:VFsLA2A00
「ぬわわっ!?」

76 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 20:38:31 ID:2hRmGua40
100もレスがついていないにも関わらず、そんな事を言ってのける。
たまらぬ>>73であった。

77 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 21:03:25 ID:TRjvyorT0
ウホッ……
良い漢――――

たまらぬハッテンバであった――

78 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 22:05:46 ID:7V67wOPr0
打。
打。
打。
打。
打。

ひたすら打撃を加える。
一体――
いつまでねばる気だ――?
これほどの打撃を――
耐え抜くとは。
腕が棒のようだ。
ぬう?
迷惑――
迷惑だと?
わからないのか?
これが心の叫びだと。


79 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 22:06:03 ID:7V67wOPr0
打。
打。
打。
打。
打。

一体、何枚の布団を破ったと思ってるんだ?
何故――
何故引っ越さないんだ?
早く――
早く引っ越せ。
うるさい――
うるさいだと?
貴様らがうるさいなら、ラジカセの真横にいる
自分が一番うるさいとわからないのか?
鼓膜はとうに破けた。
腕は限界に達している。
それでも――
それでも叩くのだ。


80 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 22:17:44 ID:IWyJg+2G0
>>79
「河原さん、CD止めて、CD止めてよ――」
女は幾度も、幾日でも叫んだ。
男は幾度も、幾日でも撮った。
――十年。

何故彼女の言うとおり、引っ越さないのか。
言うとおりにしてしまえば、いいではないか。
迷い。
迷い。
だが、夫婦は平群を離れなかった。
何かが。
何かが止めていたのだ。
それは、戦い――

――十年。

81 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 22:20:38 ID:LADfsBov0
見ろ――
お前が、さっさと引っ越さないから――
何という女か。
これが、MIYOKOだった。

82 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 22:49:00 ID:fUWks3N1O
腕が太い。
脚も太い。
胴も、
首も、
唇も、
目も、
そこから放たれる眼光すらも太い。
それがMIYOKOだった。

83 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:03:06 ID:IWyJg+2G0
「これ、キチガイの顔ですわ――」
その時、彼の口を塞ぐべきだった。
何としても、言わせてはならなかった。
生放送である。
しかし――
そういう発言はふさわしくないんじゃないか、と、
そうですね、と、
失礼しました、と、
それくらいしか言えなかった。

菊川よ――
バカヤロー、早く次へ行け、と思った。
なんという、悪い日。たまらぬ。
そう、思った。

84 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:07:33 ID:cX3wEANF0
私は前から不思議に思っていたのだ。
考えても考えても解らない。
考えたって解らないのだから考えなければいいのだが、
気が付けばいつのまにかそれを考えている――そんなことがある。

なぜ歌わないのか?
なぜ男は歌を歌わないのか?
私はすぐ音程を外すし、歌詞すらまちがえる。
むしろ本当に歌が好きなのかどうかさえ怪しいものだ。

しかし。
しかしだ。
ひとたび歌いだしてしまえばどうだ?
妙に心が騒いでくるではないか。楽しくなってくるではないか。
こんなに高揚した気分はそうそうあるもんじゃない。
ねっとりと、身体を這いずる様な上司の顔でさえ今日は愛おしく思える。
それくらいストレスかいしょうになるのだ。
男達はそれに気付かない・・・いや、気付いてはいるのだろう。
ただ気付いている自分に気付きたくないのであろう。
これほどの快楽に溺れてしまうのが怖いのだ。
おっと、歌の話だったな。

男達にとって歌は楽しくないのか?
別に調子っぱずれでもEではないか。何をためらっているのか。
楽しくなれば
るううい〜〜〜〜〜ら〜〜〜〜

85 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:07:58 ID:cX3wEANF0

男達よ、歌え。女だけが歌っていて何の意味があろう。
女ばかりが声を張り上げても所詮は女、迫力というものがない。
歌え!歌ってくれ!
まさか、やる気ネー・・なんて言わねーよな?
  ↑
 ひょっとして不良気取りか?
みんなちゃんと練習してるぜ。
歌う。
歌う。
歌う。
歌う。
喉が切れる。
涙を流しながら獣のような声で歌う奴もいる。
ひゅうひゅうとかすれた音しか出ない奴もいる。
ひとしきり症状が落ち着いたらまた歌う。
血を吐いても歌う。
歌う。
歌う。
歌う。
歌。
血。
歌。
涙。
歌。
血。
涙。
歌。
歌。
歌。歌。歌。歌。

86 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:08:17 ID:cX3wEANF0

こんな凄い奴らをお前はまきぞいにするのか。
こいつらの血を踏みにじるのか。
本ト(た)(ま)(ら)(ぬ)な。

ほう、きちんと並ぶことはできるわけだ。案外真面目なんだな。
おいおい、立ち位置がバラバラじゃないか。
本番は11月9日だぜ。そんなトレーニングで間に合うのかよ。
もうすぐ――もうすぐだ・・・
もうすぐお前と――

ぬ゛わ゛ぁーーーっ!歌え!歌え!歌え!
男達よ、歌え!!
鬼だ。女たちは鬼なのだ。男達への怒りが女を鬼にするのだ。
子宮からふつふつと湧き上がるどす黒い情念が、出口を求めているのだ。
みんなDぐみのシュートを、精液と愛液のどろりとした放出を楽しみにしてるのだ。

大声で歌え。
思いっきり歌え。
さあ。
気持ちいいぞ。


これが女達のほとんどが思ってることであった。
同時にそれは宇宙の理でもあった。
男達は歌うべきなのだ。
歌わないより、歌ってる方が人としてRべき姿を示しているのだ。

87 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:15:42 ID:spoTfLy10
>>86
>本ト(た)(ま)(ら)(ぬ)な。
笑い死ぬw

88 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:21:42 ID:spoTfLy10
>>33
にぃっ。
と。男が笑んだ。
「はい。魔法です」
くっきりと。
「敵全員に、大ダメージを与える、魔法です――」
そう、言い切った。
馬鹿な。
ここが、どこだかわかっているのか。
ここで――面接会場で、よりによって――
魔法などと!?
寒気に似たものが、背筋を通り抜けていく。
「――で」
ごろり。と石のように、重たい声が出た。
「その、イオナズンは当社において働くうえで……何のメリットがあると?」
この男、何を考えているのか――
そういう思いが、声に滲んでいるのがわかる。
学生が。
にいっ。
と。笑った。
「敵が襲ってきても、守れるじゃないか――」
「ぬぅっ!?」
馬鹿な――

89 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:22:26 ID:spoTfLy10
「当社には、襲ってくるような輩はいない」
そろり。
と、面接官が言葉を紡ぐ。
「それに――それに、人に危害を加えるのは、犯罪だ――」
「でも、警察にも勝てますよ――」
この男……
この男、人の話をまるで話を聞いていない――
「いや、勝つとか、負けるとか……そういう問題ではない」
「敵全員に、100以上与えるんだぜ――」
言いきった。
ごうっ。
と。ひどく熱いものが、腹の奥から沸きあがってくる。
「ふざけないでくれ」
止まらない。
止まらない。
もう、この熱いものを止めることが出来ない。
「それに――それに100とは何だ!? だいたい……」
「100ヒットポイントだよ」
まるで、子供に教えるような口調で、男が言う。
「HPとも書くのさ……ヒットポイントというのはな……」
「そんなことは聞いていない!」
叫びそうだ。
「帰れ」
叫びそうだ。
「帰ってくれ!」
だが、そこを堪える。
「聞いてません。帰ってください」

90 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:23:07 ID:spoTfLy10
そこに。
張り詰めた糸のように、今にもぷつりと切れそうなそこに。男が。
「あれ?」
と。
「あれあれ? 怒らせていいのかい――」
と。言葉を滑り込ませる。
「使うよ。イオナズン」
ぷつり。
そこで、糸が切れた。
「いいとも……」
もういい。
使いたければ、使うがいい。
「使ってみろ。イオナズンとやらを――」
それが、どうしたと言うのだ。
魔法などと、そんなたわけたものが、ある筈も無い。
「それで、満足したら、帰ってくれ」
男が。
にぃっ。
と。笑う。
そして。
「運がよかったな」
「何!?」
「今日はMPが足りないみたいだ――」
「帰れよ」

たまらぬ男であった。

91 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:26:04 ID:Ty6+jIHO0
ワロタwwww
こんなスレたてるなよw
15年来のファンのおれに失礼だろw

92 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:26:39 ID:cX3wEANF0
>>33>>88-90
うまい! (ゝ_ )b

93 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 23:34:05 ID:LADfsBov0
良スレの獣臭。

94 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 00:21:26 ID:VYjZsZbR0
背が、高い。
2メートルを優に超えている。
巨人である。
体重は、230キログラムはあるだろう。
こんな-。
こんなに大きいのか。
腕が太い。
脚も太い。
胴も、
首も、
唇も、
目も、
その笑みすらも太い。
「教えてやるよ」
「教える?」
「そうだ」
「なにをですか」
「何故、300年間で、横綱が68人しかいないのかをだ」

たまらぬ男であった。

95 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 00:30:50 ID:CD7pLbKT0
>>94

    ,.-'''"-─ `ー,--─'''''''''''i-、,,
      ,.-,/        /::::::::::::::::::::::!,,  \
     (  ,'          i:::::::::::::::::::::;ノ ヽ-、,,/''ー'''"7
      `''|          |:::::::::::::::::::::}     ``ー''"
        !       '、:::::::::::::::::::i
        '、 `-=''''フ'ー''ヽ、::::::::::/ヽ、-─-、,,-'''ヽ                         
         \_/     ヽ--く   _,,,..--┴-、 ヽ
                     ``"      \>

96 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 00:34:12 ID:14NYw895O
くぅっ−−
糞が出る。
糞。
糞。
糞。
ぐいぐいとひり出してゆく−−
糞。
糞。
こんなにも、出せるのか。
俺は。
糞。
糞。
見てくれ。
俺を−−
俺の糞を。
まだだ−−
まだ止まらない−−

97 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 00:37:00 ID:CD7pLbKT0
夢枕獏、小田原にて鮎釣りを楽しむの図


;"; "i "; ;ヾ;"ゞゞ ;"; ;ヾ; ;        ; ;ヾ ; ;::'': ;;ヾ ;;
"ゞ ;;'";:;,rー、'':':':::":.:'..'.:.;:    .:::;:::メ;ヾ; ;メ ; ゞ';'';ヾ';
メ ; ゞ;::;:'|! :;:::;`ヽ. :; : :;';: : :  .. :.:.:..ゞ;':;;'ヾ;;ゞ;;ヾl|;ゞ;;i ;';;
ゞソ; ;ゞ;::|! '::;;::':; し〜^ヽ.    .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\ir':''|l|:;':':;';;;'::;
ヾ; ;ヾ;  |!       /!      .:. :. :. :l|i:.;;'|;メ;ゞ|lヾ ;;
;;:':';:'::  |!∧ニユ   |ノ      :. : :: ::|l| ;''ド';:;:ルノッ
:::.:.:'   ∩ ´ー)  <! ゚  ,,,,.,.,;::':;;;,;';'::;r;::':;;":;';';';';';;::;;;';
      ヒ句x[lつ .' 。゜__ -- .. .__..,,厶';;;':;'冫;::;;:';::':;::::':;
;::;:: ベ─./  ,  )べ, −... - .. ... ゙~'''^''゙'''^'゙'''^''^"゙゙゙"゙゙
:;-:;::;;:' (_ノー';:;'\;〉 ─ .... ^ー ...= ^^ √ゝ、 _ ^^ ....
::;;:/;::;:\ニ;::;べ_;_/;>= - ^__^ ^ー  __,,,,/丁ヘ;::;〉,,^,__
;:::;;:':ゞ/;::;;:";:':;: : ;::;;';ん,,^''^" -==-   ^~'''^''゙^"^~
 ー゙゙'〜゙゙^.'^=-==^ '  〜 ,,,,,,..,., ^ ^ ^ー ^

仕事はしない

98 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 00:51:15 ID:sQB0XKHh0
>>97
笑っていた。
男は笑ってしまっていた。
ある意味笑えないネタではあった。
解っている。
解ってるさ。言われるまでもない。
そんなことは百も承知だ。
ストーリーのほとんどを忘れてしまっている。
あいつのせいだ。
あいつが。
あいつが。
あいつが。

しかし、不思議と腹は立たなかった。
ただ、虚しかった。
そこにあるのは紛れもない諦めと虚空であった。
泣いていた。
男は泣いていた。
男にはただ泣きながら笑うしかできなかった・・・ orz

99 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 01:09:05 ID:WkN5YpEj0
 優れた強盗団が、かつて存在した。
 盗。
 盗。
 盗。
 ひたすらに、盗んだ。
 行き当たりばったりでは決してない。
 計画的犯行――
 数の暴力が、書店を嬲り尽くした。
 店主は、号泣していた。
 店主は、号泣していたのだ。
 たまらぬ。本当にたまらぬことだ。
 生活の糧が、数人の小娘どもに蹂躙された。
 その情けなさに、咽び泣いていたのだ。
 たまらぬ。たまらぬ。たまらぬ――
 そして、店主は店を閉めた――

100 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 01:23:24 ID:CD7pLbKT0
www.geocities.jp/ku123ma/DANBALL-Z.html
たまらぬ―――
この女は――ダンボールごと盗もうというのか。
「くふぅ」
たまらぬダンボールであった。

101 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 10:19:57 ID:dMMOFXDp0
「やあ、久しぶりだね……」
「お久しぶりです。 それで、今日は何の用なのですか──」
「うむ。 実はね、きみにどうしても話しておきたいことがあって、呼んだのだよ……」
「────」
「ヤバイのだ」
「ヤバイ?」
「本当に、ヤバイのだ」
「何がヤバイのですか──」
「宇宙だよ」
「宇宙!?」
「うむ。 宇宙はヤバイのだと、最近思うようになってきてね──」
「宇宙の、どういったところが、ヤバイというのですか──」
「まず、広い……」
「────」
「広いといっても、東京ドーム20個ぶんくらい、というレベルではない。 そんなものとは、レベルが違うのだよ」
「どのくらい、広いのですか──」
「無限だよ」
「無限……」
「凄まじいだろう。 その広さを表す単位は、ない。 何坪とか、何?fとかいうものを、超越しているのだ。 無限であり、超、広い──」
「────」
「しかも、膨張しているのだ。 これがまた、ヤバイ。 膨張だよ……」
「膨張ですか」
「普通、地球などは、膨張しないだろう。 なにしろ、自分の部屋の廊下が、だんだんと伸びていったりすれば、困るではないか。 トイレが遠過ぎるなど、たまらぬ──」
「たしかに、それは、困りますね」
「通学路が伸びて、一年のときは徒歩10分であったのに、三年のときは自転車で二時間かかるなどと、これではもう、泣いてしまう」
「はい」
「だから、地球などは膨張しない。 話のわかるヤツなのだよ、地球は──」
「なるほど」

102 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 10:20:42 ID:dMMOFXDp0
「しかし、宇宙は、そのようなことを気にしないのだ。 とにかく、膨張する」
「────」
「想像してみたまえ。 最も遠くから届く光、などというものを観察してみても、よくわからぬほど、遠いのだよ」
「ヤバすぎますね」
「しかし、私はさっき無限と言ったが、もしかすると、無限ではないのかもしれない──」
「────」
「もしかすると、有限なのかもしれぬ。 しかし有限であるとすれば、では、宇宙の外側とは一体なんなのだろう?」
「わかりません」
「私にもわからぬ。 ヤバイだろう。 誰にも分からぬなど、凄まじいではないか──」
「はい……」
「あと、おそろしく、寒いのだ」
「どのくらい、寒いのですか」
「約1ケルビン……」
「1ケルビン!?」
「摂氏で言うと、−272℃になろうか──」
「────」
「これがまた、ヤバイのだ。 寒すぎる。 これでは、バナナで釘を打つ暇さえ、貰えないのではないか」
「恐ろしいですね」
「そして、何もないのだよ」
「何も?」
「うむ、何もないのだ。 凄まじいほど、ガラガラなのだよ。 それに、途方も無く、のんびりしておる。 億年などといった言葉が、するりと、出てくるのさ──」
「億年──」
「今や、小学生でも、億年などとは、言わぬだろう」
「────」
「なんといっても、宇宙は、馬力が凄い。 無限などといった事象に対して、平然としておる」
「我々には、無限などというものは、たかが微分積分で出てきただけで、上手く扱えません──」
「その通りだ。 だから、有限にしてみたり、fと置いてみたり、演算子を使ったりするのにだよ──」
「はい」

103 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 10:22:04 ID:dMMOFXDp0
「しかし、宇宙は、まるで構わぬ。 無限を、無限のままに、扱っているのだ。 これは凄いことではないか」
「確かに、ヤバイですね」
「とにかく、我々は、宇宙のヤバさを、もっと知るべきではないか。 そう、思うのだよ──」
「では──」
「なにかね」
「それほどにヤバイ宇宙に出て行った、ハッブルというのは、凄いものですね──」
「うむ……」
「────」
「たまらぬ男だなあ、あれは……」

104 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 10:55:06 ID:CD7pLbKT0
宇宙ヤバイキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!

105 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 10:57:53 ID:WkN5YpEj0
「クックロビンを殺したのは、誰か」
 パタリロは、静かにそう呟いた。
「誰がクックロビンを殺したというのか――」
 ふいに。
 パタリロは、片足で身体を支える体勢を取った。
『T』という文字を見る者に想起させるその姿勢には、何か只ならぬものが込められている。
 パタリロは、また呟いた。
「誰が殺したクックロビン……誰が殺したクックロビン――」
 まるで表情を変えない。
 無表情で、パタリロはただただ、呟き続けた。

106 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 12:03:05 ID:5j02jv4k0
>>16-18
何度見ても笑ってしまうw

107 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 13:24:58 ID:5Kj1ymif0
宇宙ヤバイ、めっちゃ笑った
姫川と松尾の会話みたい

108 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 15:12:38 ID:CD7pLbKT0
神々の山領より
深町誠

            ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',    /   登 ま ヽ
             ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{     |    る だ  |
             ヽ::r----―‐;:::::|    | じ 時 チ  |
             ィ:f_、 、_,..,ヽrリ.   |  ゃ 期 ベ  |
              L|` "'  ' " ´bノ    |  な    ッ  |
              ',  、,..   ,イ     ヽ い    ト   /
             _ト, ‐;:-  / トr-、_,   \     /
       ,  __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃   `i,r-- 、_  ̄ ̄
      〃/ '" !:!  |:| :、 . .: 〃  i // `   ヽヾ
     / /     |:|  ヾ,、`  ´// ヽ !:!     '、`
      !      |:| // ヾ==' '  i  i' |:|        ',
     |   ...://   l      / __ ,   |:|::..       |
  とニとヾ_-‐'  ∨ i l  '     l |< 天  ヾ,-、_: : : .ヽ
 と二ヽ`  ヽ、_::{:! l l         ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ

109 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 15:19:17 ID:CD7pLbKT0
訂正
神々の山領より
深町誠

            ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'',    / じ に ま ヽ
             ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{     |  ゃ 行 だ  |
             ヽ::r----―‐;:::::|    | な く チ  |
             ィ:f_、 、_,..,ヽrリ.   |  い 時 ベ  |
              L|` "'  ' " ´bノ    |    期  ッ  |
              ',  、,..   ,イ     ヽ      ト   /
             _ト, ‐;:-  / トr-、_,   \     /
       ,  __. ィイ´ |:|: ヽ-- '.: 〃   `i,r-- 、_  ̄ ̄
      〃/ '" !:!  |:| :、 . .: 〃  i // `   ヽヾ
     / /     |:|  ヾ,、`  ´// ヽ !:!     '、`
      !      |:| // ヾ==' '  i  i' |:|        ',
     |   ...://   l      / __ ,   |:|::..       |
  とニとヾ_-‐'  ∨ i l  '     l |< 天  ヾ,-、_: : : .ヽ
 と二ヽ`  ヽ、_::{:! l l         ! |' 夂__ -'_,ド ヽ、_}-、_:ヽ

110 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 19:23:26 ID:NFAs9lP20
生きて──、生きていたのか。
突然の出来事だった。
父が、生きていたなんて──。
急に体が熱くなった。
全身の血が、己の中を駆け巡るのが分かった。
駆け巡って、駆け巡って、駆け巡る血が、アムロの意識さえも邪魔をした。
生きていたのか。
今までどこにいたのか。
声が出ない。
にぃ。
父が笑う。
付いて来い。
背中がそう言った。

「これが──」
辿り着いた薄汚い部屋で、父が装置を取り出す。
古い油の臭い。
焦げた電子回路の臭い。
それは、ガラクタとも呼べぬ代物であった。
「これが、新しいパーツよ。これをガンダムに取り付けりゃあ……」
──分かるだろ、どうなるか?
父が笑った。
酸素欠乏症が、父を蝕んでいた。
このような父を、見たくはなかった。
声が出ない。
「持っていくんだろ、え?」
頷くしかなかった。

111 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 19:26:19 ID:NFAs9lP20
「目の前の敵に、集中しなさい」
セイラが言った。
「言われなくったって──」
あっという間に、ザクを落とす。
今日のアムロの技は、重い。
切れ味の良い鉈を振り回しているようなものだ。
撃。
撃。
後ろから、ザク・マシンガンが放たれる。
まだ、いたのか。
と思った。
当たるものか。
と思った。
そう思えってしまえば、当たらない。
今日の自分は、神懸っている。
装置のせいではない。
あんなものは、ホワイトベースに帰る前に捨ててきた。
いや、いっそのこと、目の前で壊してやれば良かったか。
そうすれば、父も──
アムロは高揚した自分に気が付いた。
父に会ったせいなのか?
マシンガンを放し、ヒートホークに持ちかえるザクを正面に捉えながら、アムロは父を思い出した。

112 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 19:26:56 ID:NFAs9lP20
父は優秀な科学者だった。
優秀であるがゆえに、ガンダムの建造に関わることとなった。
渡された装置を思い出す。
酸素という毒物に脳を壊されてさえも、正しく、正確に造り上げられた、ガラクタ。
それが、父の優秀さを示していた。
その優秀さの中に、間違い無く獣が潜んでいる。

あなたは人間より、モビルスーツが大事なんですか──

吠えない。
吠えないが、その無言の遠吠えが、闘いの中で現れる。
だから、技が重い。
斬。
ビームサーベルが、肩を貫く。
手応えが、コックピットにまで伝わってくる。
それで、勝負はついた。

「ええい、ホワイトベースはいい!ガンダムを写せ、ガンダムの戦い振りを──」
父が言った。
衛星を介して生まれるリアルタイムとのズレが、そのまま父と息子のズレであった。
「か、勝った!勝った!これが新しいパーツの威力だ!見たか、ジオンめ──」
父はテレビに向かってしゃべり続ける。
つまらぬ勝利であった。
虚しさだけが残った。

113 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 19:30:37 ID:ODEbwavW0
GJ!!!!!!!

114 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 19:56:04 ID:YjyX4sY/0
やべぇ夢枕版ガンダム読みたくなった。GJ!

115 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 20:38:35 ID:jRLOVxLy0
ジェリドなんか典型的な
「負け犬から這い上がろうとして頑張ったけど、這い上がりきれずに死亡」キャラだな。

116 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 20:43:04 ID:CD7pLbKT0
これは比喩である。

117 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 22:07:20 ID:iaXjL+vL0
順調にいけば、あと2レスくらいで完結させることができるだろう。

118 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 22:43:15 ID:APrNNItZ0
次のレスからいよいよ物語の王道、巻物争奪戦が繰り広げられることになる。
楽しんでくれ。
友よ。

119 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 22:54:19 ID:dMMOFXDp0
糞だ。
うんこだ。
文七は、脱糞していたのである。

120 :水先案名無い人:2005/06/14(火) 23:39:11 ID:CD7pLbKT0
「お前の事など心配してない」
「たまたまだ――」
「たまたま材料が多く余ったのだ」
「勿体無いので弁当を作っただけだ」
「お前のためじゃない―――」
家が隣同士だとか―
ふん。
幼馴染だとか―――
ふん。
「全く関係ない」
ふん。
「いらないのなら別にいい」
「本当にお前のことなんか何とも思ってないからな」
ふふん。
本当は食べて欲しいくせに―――
「あと昨日欠席しただろう」
「ノートのコピーもとって置いた」
「ついでだ、気にするな―――」
「もうゆく、変な噂でも立てられたら困るからな」


たまらぬツンデレであった。


121 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 00:07:36 ID:yTrYOPqVO
吹雪。
吹雪。
吹雪。
広大な針葉樹林−−

たまらぬツンドラであった。

122 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 00:07:57 ID:5k7+Cn5r0
>>120
 これは!?
 俺は唸った。
 なんという──
 なんという、萌えであるのか。
 人間がこれほどの萌えを創れるのか、と思う。
 まず始めに、ツンがあった。
 冷たく、あしらわれるのである。
 こちらのことなど、嫌ってしまっているかのようであった。
 しかし、その後に、デレがある。
 弁当を作ってくれるなど、さりげない好意を見せるのだ。
 しかし、彼女はそれが恥ずかしいから、邪険な態度をとってみせるのである。
 その様が、すさまじく、可愛かった。
 萌。
 萌。
 萌。
 たまらなかった。
「ひいいいいいいっ!」
 俺は悲鳴のような声をあげて、秋葉原へ走った──

123 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 01:20:22 ID:tPKc27Lk0
これは、とてつもないスレだぜ。

124 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 01:34:11 ID:KENMcraW0
「あ──


ぽこたん、インしたお──」

「おいす──^^」

たまらぬインであった。

待ちきれぬ。
仕事を終え、インするのが待ちきれぬ。

125 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 01:43:02 ID:6sNU1P9K0
激怒した。
激怒した。
メロスは、激怒していた。
太い……恐ろしく太い怒りが、メロスの中を登ってゆく。
腰を、はらわたを、心の臓を駆け上って、脳天まで突き抜けてゆく。
必ず――
必ず、かの邪知暴虐の王を、除かねばならぬ。
そう、決意した。
政治のことは、わからぬ。
そうとも、俺は、政治のことなど、さっぱりわからぬ――
だが、わからぬなりに、わかることもある――
メロスは、村の牧人である。
笛を吹き、羊と遊ぶ……
そうやって、今まで暮らしてきた。
知らない。
他の生き方など、知らない。
この生き方にすがって、今まで生きてきたのだ。
けれども――
邪悪に対しては。
――人一倍に敏感であった。

126 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 01:56:43 ID:G3Uf1NyJ0
メロスか
元の文がすでに獏っぽいから改変も難しいな
全然獏っぽくない文体を改変するのが簡単で面白いんだけどね
面白いけどね

127 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 06:59:53 ID:e5jYhgFu0
振動に揺れる吊革――
手摺。
そして、自動扉。
その、開かれた扉の向こうから、ぬらりと滑り込んでくる、黒い影があった。
キモオタだ。
キモオタが、二人で、おれの前に乗ってきたのである。
「貴様は〜〜〜!!だから2ちゃんねるで馬鹿に
されるというのだ〜〜〜!!この〜〜〜!」
一人が叫んだ。
叫んだ時には掴んでいる。
掴んだ時には、もう、両手が頚に絡んでいる。
なんという無造作。
羞恥心というものが無かった。
絞められた方は「ぐええぇーー!悪霊退散悪霊退散!!」と十字を切っていた。
割と絞められているらしく、顔がドンドンピンクになっていった。
チアノーゼ。
そうか―――と、思った。
これが、今のJR山手線であったのか。
それに、気がつかなかったのは自分の迂闊であった。
あと何駅だ!?
終点まで、あと何駅だ!?
ちぃっ。
環状線の終点など、ありはしない。おれはその終点を願っているのか。

128 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 07:00:51 ID:e5jYhgFu0
そう願った瞬間。
渋谷で、もう一人、仲間らしい奴が乗り込んできたのであった。
卑怯な!?
おれが、最初に思ったのはそれであった。
おれが降りようとしたのを見て、仲間の誰かが飛び出してきて、おれの行く手を塞いだのかと思った。
「お!忍者キッドさんとレオンさん!奇遇ですね!」 「おお!そういう君は****(もはや、聞き取れなかった)ではないか!
 敬礼!」
「敬礼!出た!敬礼出た!得意技!敬礼出た!敬礼!これ!敬礼出たよ〜〜!」
その瞬間、
ぞくり、と、太い毒蛇がうねるような恐怖が背を疾り抜けた。
おれは、限界だ―――
そう、思ったのだ。

129 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 13:50:39 ID:G3Uf1NyJ0
俺は限界キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
俺も考えてたけどさき越されたw

130 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 15:26:48 ID:owvh9Kg80
「乱太郎、きり丸、しんべヱ―― 」
振り返りもせず、土井半助が言った。
自分は机に向かったままである。
「乱太郎、きり丸、しんべヱ―― 」
もう一度言う。
自分の教え子たちの名である。
部屋には誰もいない。
だが、半助の独り言ではない。
そういう男ではない。
土井半助は、三人を呼ぶために、名前を唱えたのだ。
忍術を知らぬものには、ただただ奇異に映る行為であった。

まだか。
と、半助は思った。
あれほど、今日はお使いを頼むからと言っていたのに――
また、遊びに行っているのか――
へとへとになるまで訓練した後で、まだ動けるか――
くく。
知らず、笑みがこぼれる。
体力だけは、一人前だな――。
だが、いつもいつもこれではさすがに便が悪い。
ならば、この書き上げた書を誰に託すか――
そう思った、刹那であった。

「土井先生――」
気がつけば、部屋に気配が増えていた。

131 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 15:28:13 ID:owvh9Kg80
「あれ?」
半助は、ゆっくりと振り返りながら言った。
「あれあれ? 山田先生、どうかしましたか?」
何時の間にか後ろを取られていたことに、少なからず動揺したことの裏返しであった。
乱太郎たちではなかった。
いくらなんでも、生徒の気配に気付けぬわけがない。
山田伝蔵。
忍術学園に長年勤める、土井半助の先輩である。
鋭い目と、野太い声。
志望を極限まで落とした、無駄のない筋肉。
非情なまでに忍術を求めた、結晶のような男であった。
だが――、それでも――
後ろを取られるとは、思わなかった。
だてに、修羅場はくぐってない、か――
山田伝蔵という人物を改めて知った思いであった。

「土井先生、乱太郎たちにお使いを頼んだでしょう?」
伝蔵が口を開く。
年下の半助への馬鹿丁寧な言葉遣い。
小馬鹿にされているようで、半助はその口調が嫌いだった。
「あれね、私が代わりに行くことになりましたから――」
耳を疑った。
この男、今、なんと言った?
生徒のお使いを――自分が代わる?
半助には、到底信じられぬ言葉であった。
そのような発想を持つ人間がいるのか。いたのか。
忍術学園というぬるま湯に浸かって、精神まで犯されてしまったのか。
その肉体が鳴いているではないか。
いや、鳴いていることにすら、気付いていないのか?
俺は、このような男に、後を取られたのか。

132 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 15:31:41 ID:owvh9Kg80
糞。
やり切れぬ。
半助の中で抑えていた何かが、急に熱をもって動き出していた。
いっそ、今ここで殺してやろうか。
内臓を抜き取り、その秘密の染み付いた肉体を、嬲ってやろうか――
ぎりっと緊張が肉の中に張り詰めた。
――だめだ。
冷静になれ、と別のところから声がする。
寸でのところであった。
殺気を静めるのが、もうわずか遅れていれば、伝蔵のところにまで届いていたであろう。
己の中には、思ったより凶暴な獣がいるらしい。
ふう。
息を吐く。
もう一度、呼吸を調えて、
「なぜ山田先生が――」
やっと言った。
「いえね、最近、外に出ることがなくて――」
女装する機会がないんですよ、恥かしそうに伝蔵が言った。

ぶちり
筋肉の弾ける音であった。

133 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 15:38:49 ID:owvh9Kg80
肉の中で張り詰めて張り詰めて、悲鳴をあげた筋肉たちが弾ける音であった。
このまま――
このまま、弾けるままに暴れられたら、どんなにか気持良いだろう――。
ぶちり
筋肉の弾ける音がした。
これ以上は、抑えることはできない。
「いえ、自分が――」
もう、だめだ。
「自分が行きますから――」
やっと言った。

134 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 19:42:14 ID:G3Uf1NyJ0
忍たま乱太郎か―――w
ワロタ―――
そう思っただけだ。

135 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 20:17:35 ID:Lul2NtBr0
>>130-133
テラワロスwwwwwwwww

136 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 20:24:52 ID:LhA0b+To0
一瞬伝蔵が乱蔵に見えたw

137 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 20:54:48 ID:F/Cu3M3z0
らめっ

138 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 21:26:57 ID:G3Uf1NyJ0
>>84-86
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/gline/1109963260/l50
が元ネタなのな
初めて知った


139 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 23:09:17 ID:2G1zxRW70
なぁ、>>1よ」
男は口元にうっすらと笑みを浮かべた。
「ん?」
「お前は、2ちゃんねるの初心者ではないか?」
この男は、何を突然―
「このままでは、お前の個人情報が流出してしまう」
「何!?」
ざわり。
背筋を嫌な汗が伝った。
俺の、個人情報が流出する?
―なんということだ。
「SG(セキュリティー・ガード)に登録していなかったろう」
何だ、それは―
初耳だった。
「登録せずに書き込めば、お前のパソコン内の情報は裸も同様なのだ」
「むう…」

140 :水先案名無い人:2005/06/15(水) 23:18:04 ID:ZssDEiTGO
節穴ナツカシス

141 :水先案名無い人:2005/06/16(木) 11:44:23 ID:AhwKv4og0
メール。
メール。
メール。
メール。
メール。
木村は、メールし放題であった。

アサコ。
エミ。
ユリ。
エミ。
ママ。パパ。
アサコ。
ユリ。
ユリ。
ルミ。
キョウコ。
トモスケ。
ママ。
エミ。
ユリ――

またか。木村は、声をあげそうになった。


142 :水先案名無い人:2005/06/16(木) 19:59:47 ID:RTLS/aOjO
もまいらハゲワロス

143 :水先案名無い人:2005/06/16(木) 20:14:09 ID:nqs4/QMW0
あん。
あん。
あん。

愛おしい。

たまらぬ猫型ロボであった。

144 :水先案名無い人:2005/06/16(木) 20:29:33 ID:Z/Y4AfVx0
>>141
不意をつかれたw

145 :試作品w:2005/06/16(木) 22:39:25 ID:CwtAe1/M0
       \                  ./
         \        にぃ。   ./  _, ,_  じゃっ。
          \  ( `ー´)     ./  (`ー´ )o
            \         /   .と   ノ
  ∧,,∧ ふひゅぅ。 \∧∧∧∧./     ( つ ノ
 (;`・ω・)       .<    夢 >      (ノ
 / o  o       < 予 枕 >    ./ / /
 しー-J        <       >    / /
─────────< 感 獏 >──────────
生成りのジーンズに <      >お前もそうなのであろう?
洗い晒しのTシャツ  .<  !!! の >俺の顔に拳を打ち込みたくてたまらないんだろう?
という無造作な格好が./∨∨∨∨\男の言葉には言外にそういう含みがあった。
不思議とこの男には/          \そうだ。お前の言う通りだ。
似合っていた。  ./  ほう・・・     \この拳がお前の鼻にめり込む感触を何度も想像していたさ。
と、ふいに   ./                \何度も。何度も。何度も――
男が動いた。/  たまらぬスレであった。  .\俺は勃起していた。

146 :水先案名無い人:2005/06/16(木) 23:03:22 ID:Z/Y4AfVx0
>>145
すげー!!ww
AAもつくれるの?

147 :水先案名無い人:2005/06/16(木) 23:26:19 ID:u+CAhWmO0
>>145
巧いww

148 :水先案名無い人:2005/06/16(木) 23:43:01 ID:jXBXXs1B0
>>145
文章ウマスw

149 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 00:06:51 ID:g1zsd7Pp0
>>145
早速使わせてもらうわw

150 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 00:37:07 ID:+MwXF1AS0
>>145は、よい漢だな──

151 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 01:17:02 ID:cZXRaTBCO
広い。
途方もなく、広い。
これがインターネット――
私は過去に感じたことのない類の感覚に身を震わせていた。
指は無意識のうちにキーボードを叩いていた。
『検索結果:エロ画像無修正 〜件』
ネットは素晴らしい。こんなに簡単にいくとは――
はやる気を必死に抑え、最上段にきたサイトをクリックした。


たまらぬワンクリック詐欺であった。

152 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 12:45:37 ID:yUJ1LqPLO
オラ。
オラ。
オラ。
オラ。
オラ。
オラ。
オラ。

やれやれであった

153 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 13:01:11 ID:g1zsd7Pp0
>>152
無駄。
無駄。
無駄。
無駄。
無駄。
無駄。
無駄。
無駄。



たまらぬロードローラーであった

154 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 13:22:12 ID:H0ZzyZSI0
>>153
油断するな!

155 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 14:17:57 ID:sik9hfIs0
>>121
吹いたw

156 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 20:05:47 ID:yNdjiZZJ0
なんだこれは!?

はたから見ると羅列──
文字の羅列のはずであった
一見無意味に思える文字の中に、おそろしくみなぎってくる発音があるようであった。

「うはwwwwおkkwwww」

声に出してみる
何度も
何度も

「うはwwwwっうぇえええええwwwwwwwっうぇ…!!」
「っうぇっうぇっうぇっうぇwっうぇうぇwwっうぇうぇうぇw!!!」
「うはwwwうぇうぇwwおkkww夢がw広がwwりwんwwぐww!!」

こwwれこそっ wうはっwwVIPクっうぇうぇwwwオリテおkwwwうはっwwィであっwwうえっえぅっwwた。

157 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 20:27:53 ID:6IEEX3Cq0
とにかく、アメリカ人のバーベキューへの執念である。
いや、妄執である。
ほとんど、妄執である。
海外赴任中の出来事であった。
取引先の巨漢に誘われ、私は赴いたのである。

そこにあったのは、
肉。
大量の、肉。
しかし、それは肉と呼ぶにはあまりにも白かった。
ほとんどが、脂肪だった。
トレイからずり落ちそうな脂肪。
中に、赤身がわずかに挟まれていた。
肉。
巨漢が、ひたすらにナイフを振るう。
ひたすらに──
横で見ている息子と娘の目。
尊敬と、欲望が入り混じる獣の視線。
肉。
肉を切る男の目に、こわいものが宿る。
脂を割く、音ともつかぬ音。
ふと、
「──ダディクール」
息子が呟いた。
化け物の声のようであった。

158 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 20:28:25 ID:6IEEX3Cq0
肉。
いよいよ、焼くようだ。
切られた肉が、どす黒い鉄板に乗る。
洗われていない鉄が、燃料の熱を脂肉に伝える。
音。煙。臭。闇。赤。汁。脂。
顔を背けた。
吐き気──が、した。
皿に、ぶよぶよのそれが乗る。銀器が出てきた。
アメリカ人が口を開ける。中の粘膜が、震えていた。
口の中から、獣臭、とともに、真紅の欲望が、見えるような気がした。
私は戦いていた。
涙。

肉。
鉄。
脂。
汁。
肉。
脂。脂。
肉。脂。脂──
ただただ、食う。
巨獣が焼き、巨獣が食う。
ただただ、食う。
喘いだ。空腹を忘れ、喘いだ。
涙。


159 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 20:29:24 ID:6IEEX3Cq0
──宴。
これが、宴と呼べるのか。
──そうだ。
これが、バーベキューだ。
エコノミックアニマル──
そう、獣の目が言っていた。
5キロの肉が、無くなっていた。

ふと見ると、何かを飲んでいる。
ダイエットと書いてある。コーラやビールの類らしい。
「今日は僕も飲んじゃう」息子が言う。
「ああ、酔っちゃった、あなた素敵ね」娘が言う。
欲望の視線に刺され、身を縮めた。
「太っちゃったわね」妻が言う。
「カロリーゼロだから大丈夫さ」獣が言う。
理解できなかった。
これが──
これが、アメリカンジョークというものか。
そうなのか。
なんという──
なんという、傲慢なのか。

そうなのだ。
アメリカ人とバーベキュー。
この組み合わせには、注意が──いる、のだ。

160 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 21:02:49 ID:g1zsd7Pp0
バーベキューキタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!!!
テラワロスwwwww

161 :水先案名無い人:2005/06/17(金) 22:49:43 ID:cRvqt/IR0


                ―転章―

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