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夢枕獏の文体のガイドライン

1 :水先案名無い人:2005/06/08(水) 23:51:04 ID:HdWJfha90
すぐにスレを立てた。
拳。
拳。
肘。
足。
肘。
踵。
指。
拳。
みごとな攻撃であった。

関連スレ
夢枕獏×板垣恵介【餓狼伝】23 板垣シェーダ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1115364612/l50
【放置プレイ】夢枕獏 巻之五【続行中】
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/magazin/1106812422/l50

67 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 16:12:27 ID:NIuuerCe0
体は、小学生であった。
心は、高校生であった。
それは、絶えがたい屈辱となって、男に覆い被さってきた。
今更---なにを今更、算数、音楽、給食、保健、鬼ごっこ、縄跳び、跳び箱、なのか。
とうの昔に、置いてきたはずのものばかりであった。
忘れていたものばかりであった。
忘れていたいものばかりであった。

小さくなっても頭脳は同じ---
それは、諸刃の剣であることを、男は十二分に知っていた。
やりなおせる、などというものではない。
忘れていたいものを、もう一度繰り返さねばならぬ、ということだ。
音痴。
音痴。
音痴。
男の周りで幾度と無く聞いた言葉が、また聞こえてくる、ということだ。
それがどういうことか知っているだけに、
男はどうしようもない、虚無感に襲われた。

68 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 16:13:57 ID:NIuuerCe0
いいや。
いいや、待てよ。
と、男は思い直す。
顎に手を当てて、しばらく固まったあと、ようやく、男はかぶりをふる。
迷うことはない。
迷うことは、ないではないか。
どうやれば、それを乗り越えられるかをも、俺は、知っているではないか。
亀のように丸くなりながら、少しづつ進めば良いということを俺は知っているではないか。
そうだ、そうだ。
前に進むということ。
それは、負けではない。負けとは言わぬ。
ならば、やはり、迷うことなど、ないではないか。
男の頭脳が音を立てる。
それもまた、酷く音をはずしていたが、男には気付けない。
俺に、迷いはない。
俺の頭脳は、体が小さくなったからと言って、ガタがくる---
そういう類のものではない。
男には、自信があった。

小さくなっても頭脳は同じ。
迷宮なしの名探偵。
真実はいつもひとつ。

そういうことになった。

69 :水先案名無い人:2005/06/13(月) 17:33:35 ID:OGi/hlci0
>>16-18
(・∀・)イイネ!!

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